どうせ移動しなきゃいけないのであれば、ちょっと途中下車したりしたいな〜って思うのが旅好きの考えですね。通常、静岡から名古屋の間は新幹線こだまを使用する人がほとんどです。
そこをあえて新幹線を使わずに、ゆっくり楽しみながら旅ができる路線の1つが静岡から名古屋間だと思います。
静岡から名古屋間にはJR東海道線だけでなく、天竜浜名湖鉄道、遠州鉄道、新幹線や豊橋からも名鉄線に乗り変えたり途中で時間短縮したりアレンジが色々効く楽しい電車の旅ができる区間になると思います。
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JR東海道線
JR東海道線を使用すると静岡駅〜浜松(乗り換え)〜豊橋(乗り換え)〜名古屋で行くことになります。
JR東海道線のみ使用時の片道の金額:¥3,410(2022年6月時点)
片道の所要時間:約3時間
JR東海道線では掛川・浜松・豊橋で新幹線の駅もあるのでこだまへ途中で乗り換えると名古屋までの到着時間を短縮することもできます。
土日や休日に旅行するケースではJR東海からフリーの切符も販売されているのでHPを確認した方がより安く静岡〜名古屋間の移動ができます。
- 休日乗り放題切符(有効期限 1日):大人¥2,720 子ども¥1,360
- 乗り鉄★たびきっぷ(有効期限土日祝連続する2日間):大人¥8,620 子ども¥4,040新幹線にも特急券を購入すれば4回まで乗車可能です。
乗り鉄★たびきっぷは2日間とも新幹線に乗ったり、長距離やいろんな所で途中下車する人におすすめです。
天竜浜名湖鉄道
天浜線の魅力といえば車両ですよね。北欧気分が味わえるマリメッコの生地でデコレーションされた車両にも乗ることができるんです。
天竜二俣駅で下車して新所原行きに乗り換えして、次の電車が来るまでに1日乗車券などを持っていると途中下車して駅の周辺も散策できます。
天竜二俣駅は上りと下のプラットフォームが国の登録有形文化財に登録されているので、途中下車するのをおすすめします。
天竜浜名湖鉄道(旧国鉄 二俣線)通称:天浜線
静岡県内で唯一ディーゼルカーが走る天竜浜名湖鉄道。JR東海道線が1時間で結んでいる距離を倍の2時間程度の迂回して回る路線になる。
掛川駅から静岡県最西端の 新所原(しんじょはら)駅まで走り、途中で遠州鉄道線の西鹿島駅から新浜松駅まで行くこともできます。
内陸部を迂回するルートは戦前の軍事上の要請もあり1945年の空襲などで東海道本線が不通になった際に迂回路として活躍。現在では36件もの国の登録有形文化財されていて鉄道や旅好きにも人気の路線。
天浜線の有人駅(掛川駅・遠州森駅・天竜二俣駅・西鹿島駅・三ヶ日駅・新所原駅)で1日フリー切符(大人¥1,750)も販売されている。
静岡〜名古屋間 その他の交通手段
では、他の交通手段を比較してみましょう。
一番安いのは高速バスでの移動
一番安い移動方法は高速バスですが
- 1日1本しかない
- 乗車する場所が車がないとアクセスしにくいエリアがある(焼津など)
というデメリットがあります。
高速バスでの所要時間:3時間39分
往復:¥4,710
片道:¥2,999
往復切符だと、片道¥2,355とかなり安い!
一番高くて早いのは新幹線での移動
静岡〜名古屋間は新幹線での移動が早いので、通常は新幹線での移動が多いはず。
ひかりだと約43分から60分以内
こだま1時間03分から1時間16分
新幹線 グリーン¥8,740
新幹線 指定席¥6,670
新幹線 自由席¥5,940
往復すると、余裕で1万円をオーバーします。
のぞみは静岡には停まりません…
まとめ
- 移動する日によって、フリー切符がないか?JR東海で調べる
- 週末であれば1日休日フリー切符がおすすめ(天浜線・岳南線などにも使える)
- 平日であればJR東海道線、天浜線、新幹線など組み合わせ自由。ざっくり計画を立てて色々な駅に行ってみよう!
- 時間指定でも良ければ一番安い高速バスもあり
- 安くて早く移動したいのであれば、格安チケットやプラットこだまのチケットがおすすめ