天国に一番近い島の舞台で有名になったニューカレドニアのウベア(Ouvea)島。
白いパウダー状の砂と世界遺産の青い海..日本人であれば一度は行ってみたいリゾート地の1つです。
ウベアにはニューカレドニア国内線の飛行機からしか行くことができません。
しかも、バケーションシーズン(春休みや夏休み)には学生さんたちが本島から戻ってくるため、なかなか予約が取りにくくなるようです。多くの日本人やハネムーナーたちがここウベアに訪れます。
ウベア島では野生のウミガメに逢えるスポットもあります。事前に情報収集をして、計画的に行動することでより充実した旅になります。
わたしが実際行って色々感じたことを紹介します。
Contents
ウベアOuveaってどこ?
天国に一番近い島の舞台で有名になったウベア(Ouvea)島はニューカレドニアの本島から飛行機で約40分
ヌメアからウベアの行き方
国内線マジェンタ空港(GEA)
ニューカレドニアは国際線と国内線の空港が別にあります。(近いうち、国内線と国際線が一緒になると地元の人たちは言ってますが..)
ヌメアから国内線のマジェンタ空港から約40分ぐらいでウベアに到着します。
シティーセンターに長距離バスが出ているところからバスに乗ってマジェンタ空港に向かいます。
約25分ぐらいでマジェンタ空港につきました。バスの運転手さんに行き先を伝えると降りる前に親切に「着いたよ!」と教えてもらえました。
マジェンタ空港は2階建で狭く時間を潰すとこらがあまりありません。
1階にはお土産やさん2階にはレストラン(パン・キッシュ・ドリンクの販売)などあります。
2階からは外に止まっている飛行機も見れます。
マジェンタ空港からはイ・ル・デパンやウベアなどの離島に行く際には使うことになる空港です。
マゼンタ空港
到着するときに窓から見えるウベア島はまるでジャングルのような感じでした。
ウベア空港とフライト
って感じの治安の悪そうなウベア空港。
周りには何もありません。
空港までは、ホテルからお迎えがきてくれます。
荷物は小さいガラガラ手で上げ下げするシャッターが開く所から出てきて驚きました。
ホテル情報
ウベア島唯一のリゾートホテル「パラディ・ド・ウベア:Paradis d’Ouvéa」
一言で言うと金額の割に「普通のホテル」です。
日本人向けに造られたホテルといっても過言ではありません。
ムリビーチに近く、立地条件はめちゃくちゃいい!って事でおすすめです。
ホテルの接客マナーはいまいちで都会並みの接客レベルを求めるのは難しいと思います。目の前に見えるビーチはとてもきれいですが何もない..ゆっくりしたい人におすすめです。
1週間滞在していた人達は「1週間の滞在は長すぎた..」と言ってました。
こんな島国でも日帰りツアーに参加している日本人がたくさんいました。
ツアー参加の人たちは結構ギュウギュウな感じのスケジュールで動いていたようです。
(もちろん、ツアーの内容によりますが..)
【パラディ・ド・ウベア滞在時の注意点】
他に滞在している日本人たちも言っていたのですがチェックアウトの時に領収書を見た方がいいです!ちょこちょこ意味不明な少額の追加料金が取られている事もあるので注意が必要です。わたしもチェックアウトの際に領収書を見ると意味不明な金額90CFPが加算されていました..
部屋はこんな感じ
アメニティーはロクシタンと書かれている本やブログがありましたがロクシタンではないです。
浴槽はあるのですが島ということで水がやや茶色く濁っている..
ホテルのプール
わたしの滞在中、誰も泳いでいませんでした。
天使の海老
日本でもなかなか食べれないらしく、高級レストランにしか入らないと言う天使の海老。
絶対食べようと思っていた天使の海老が..
まさかの「生」でした。
そして、はらわた付き..まじか〜〜ボイルじゃない。
ディナーを食べてる間、足元に3〜4匹野良猫たちがウロチョロ。
きれいな野良猫ならいいのですが、ちょっと見た目が不衛生な感じで気が散りました..
ウベア島内観光おすすめ7ヶ所
パラディ・ド・ウベア(Paradis d’Ouvéa)で島内観光の予約ができます。
ただし、毎日行なっているわけではないのでレセプションで確認してみましょう!
現地ツアーガイドの方が片言の日本語で説明してくれます。
金額:4,000CFP
所要時間:約3時間程度の観光
映画撮影でも使われた小説の舞台 ムリ橋とムリビーチ
ここは「天国に一番近い島」の映画・小説舞台になったところです。
パラディ・ド・ウベア(Paradis d’Ouvéa)から徒歩圏内。
ムリ島とウベア島をつなぐ橋 ムリ橋はウベア島の中でも外せない観光スポット。ムリ橋の下あたりにはウミガメも泳いでいます。
ムリビーチで泳いでいると雨のせいか海はミルキー。
亀の洞窟に飛び込んで生臭かったせいかウミガメがわたしの方に近づいて来た。周りにいた日本人2人ぐらいしか気がつかなかったのだけれど見れた人はラッキー。
ウミガメは息継ぎのために時々水面に顔を出していました。
他にも何人か観光客はいたけどウミガメが近くにいることすら気がつかない様子でした。
ムリビーチで天然のスクラブを楽しもう!
ムリビーチで素足で歩くと白く細かなパウダー状の砂がサクッと音を立てて5cmほど沈む。
周りには何もないから砂が立てる音もしっかり聞こえる。
細かい砂なのでスクラブにもできると現地ガイドから教えてもらいました。
旅で疲れた手足に砂をつけてスクラブにしてマッサージ。
橋の上からも見てみました。
サイクロンが来ていたせいか1日でも天候の変化が..晴れた時の海の色はめちゃくちゃキレイ!
2・ワジャ桟橋
フェリーが着くところで地元の人たちの釣りスポット!
残念ながらわたしが行った時は工事中で写真は撮りませんでした。
3・ココナッツ石鹸工場
工場内でココナッツ石鹸も購入することができます。
サイズも大きくヌメアで買うよりお得感があります。
1個400CPFぐらい
4・青(アナワ)の洞窟 Trou bleu d’ Anawa:ブルーホール
車で行くまでの道のりは(ここって道路じゃないよな??)って感じの山道を車で移動。
ようやく着いたところに洞窟があります。
青(アナワ)の洞窟は確かに青い。
でも、ゴミが落ちていたり、正直とてもきれいとは思えなかった。
アナワの洞窟は直径30メートル深さ70メートル以上と言われています。
5・ダイブできる!亀の洞窟
現地ガイドとしか入れない亀の洞窟は、海とつながっていて地下で淡水と海水と混ざっているそう。
現在ウミガメが6匹ほどいて、この洞窟に迷い込んできたらしい。
昔は18匹いたこともあるそうな。現地ガイドに「飛び込め」って言われ、わたしは飛び込んだ。
体がかなり深く沈んで水は塩っぱい。わたしの周りに円ができ近くにはウミガメたちが!ビーサンを履いてたから、ちょっとゴツゴツした岩が登りにくかったけど現地ガイドさんが手を貸してくれた。
笑いながら「本当に飛び込んだのは君だけだよ!」って大笑い。
飛び込んだ後の身体はなんだか生臭かったです..
6・神が宿る場所レキンの絶壁
中には教会があるそうなのですが、神が宿る場所ということで現地のガイドがいないと行けないところになります。
潮が引いているときにいけるそうです。
7・セントジョセフ教会
セントジョセフ教会の中に入ることはできなかったけれど外から中を覗けました。
セントジョセフ教会付近には地元の子ども達が遊んでいて人懐っこい様子で取った魚を見せてくれました。
まとめ
めちゃくちゃ期待して行くとちょっとがっかりする..1泊2日で十分だと思いました。(人それぞれですが)
- 離島なので、ヌメアから水や食料品を持参して行ったほうがいいです。
- 多忙な時間を忘れてゆっくりビーチを楽しんんだり、読書をして過ごすのにとてもいい場所だと思います。
島内で1日に2回もウミガメと泳ぐ経験ができたことはすごくよかったです。
行ってみないと人それぞれ感じ方は違います。いろんな方の旅行経験者からの情報を得てからいくのがベターだと思います。