最近、友人ナースが転職活動をするってことで愛知県にある看護・介護・福祉・医療お仕事フェアに潜入してきました!!
- 転職しようと思って活動していて面接受けたら、来年度の採用
- 面接を1日で3ヶ所も入れられて大変だった。
- 見学に行く予定で話を進めていたのに、面接を入れられてた。
などなど
上記のような色々な問題を耳にしました。
転職を考えているナースがやりたい看護ができることを祈っています 😉
こんなナースにおすすめ
- 転職を考えているナース。
- 職業紹介所のおすすめはどこかわからない?
- 今の職場で悩んでいる。
Contents
ナースとしての人生設計戦略
まずは、看護師としてどんなキャリアプランを持つか?
- 結婚
- 育児・子育て
- 引っ越し
- 親や家族の介護
女性にかかわらず、男性ナースでも人生でライフプランが変更しないといけない時期がありますよね。人生100年時代に1つの職場で一生を終える人もドンドン減少してきています。
ナースとしての人生設計で図のように思いつくことを書き出すと自分の方向性を見つめ直す良い機会です。
異業種の項目では実際に私の周りでキャリアチェンジした人たちの業種を書いています。あくまでもナースそれぞれ違うので参考までに 😉
ナースの転職回数
2012年6月のナースフルでの調査がわかりやすかったので看護師の転職経験のグラフを参考にしてみましょう。
年代別 ナースの転職回数 〜ナースフル〜(2012年6月の調査)から引用
結論
年代別の転職歴
25〜29歳:54.9%
30〜34歳:70.6%
35〜39歳:80%
40〜44歳:90%
ほとんどの方が転職歴があるようです。
転職回数の目安
20代 約0.9回 30代 約2.0回 40代 約2.8回 *2012年6月でのデーターしかなかったので古い情報になります。
看護師全体の転職回数ではないのであくまでも目安にしてみてください*
ナースとして活躍できる職場形態
大きく分けて3つ
- 病院
- 社会福祉施設
- 在宅医療
の3本柱ですがちょっとどんなものがあるか
ナースキャリア・チョイス・ツリーと命名しざっと画像撮ってみました。
ナースの転職に関するWebサイト
看護師の転職に関して2つの職業紹介形態
- 無料職業紹介:ハローワーク・ナースセンター
- 有料職業紹介:Webサイトで「看護師 転職サイト」などでヒットしてくる会社
インターネットを使って転職に関するサービスを提供する有料職業紹介会社の広告がかなり目立ちます。
1番おすすめサイトは【無料】職業紹介事業所
看護協会が運営するナースセンターやハローワーク経由で入職した方がナースにとって条件がいいです。
例えば、雇用保険の受給資格が受理されてから、再就職すると再就職手当がもらえたりします。
なのでうまく活用するとナースにとってお得になります。
各都道府県の委託を受けて看護協会が運営している看護師等無料職業紹介所のこと。
eナースセンターで登録するとインターネット上から就職活動ができます。
無料職業紹介事業所のメリット
- 無料紹介なので各病院やクリニック・高齢者福祉施設などからの信頼や安心感がある。
- 元ナースも多く在籍しているため、先輩ナースからの話も聞けるメリットがある。
- ナース人生としてどのように歩みたいか?親身に相談できる。
- webサイトでも求人してくれる(最大半年間)。
- 有料職業紹介会社のようにしつこくない。
- まずは見学→就職するか決める というステップを踏んでくれるから安心。
- 全国の求人が見れる
- 雇用保険の申請をしている人は再就職手当などもらえる
- 看護師であれば誰でも登録可能(看護協会に入ってなくても大丈夫)
無料職業紹介事業所のデメリット
- 派遣業務の紹介はない。
- Webサイトが有料紹介所に比べて見にくい。
ぐらいしかデメリットはない。
看護・介護・福祉・医療お仕事フェアなどの活用
色々な病院や企業が参加するお仕事フェアを活用し見学会に参加してみるのもありです。
毎月開催されている訳ではないので休みが合うようであれば参加してみましょう。
きちんと、キャリアにあった給与体系も教えてもらえます。
現場で働いているスタッフが病院・施設などの説明をしてくれます。
参加する事で見学会の予約や次の就職先を考えるチャンスも!
看護職 有料職業紹介事業所
現在、看護師の就職活動でWebサイトを活用して転職するケースが増えてきています。
ただし、ナースの皆さん自体が商品だという事に気がついて欲しい。と思います。
有料サイトはたくさんあって年々増加傾向にあります。
有料職業紹介会社の年間の売り上げが約3535億円うち看護師は約324億円..(2017年度 厚労省の発表)
特に病院の売り上げは医療費からですよね..?
有料サイトのメリット
- 面接に同行してくれるためこちらが聞きたい情報を担当の方が聞いてくれる。
(同行してくれない会社もありますので、心配な方は事前に確認しましょう!) - 履歴書や職務経歴書の添削をしてくれる。
- 在職中で忙しい場合は、有料職業紹介所で活動した方が就職までのスピードは早い。
- 面接の日程や給与交渉してくれる。
- 面接で必要な持ち物の説明や服装についても指導してくれる。
- 希望就職先の内部事情をたくさん知ってる担当者もいる。
- 本当に真剣に転職先を考えてくれる担当者に当たる事もあり。
有料サイトのデメリット
- 紹介手数料が高いため無料職業紹介会社の方が就職の際は有利。
- 担当者によってその会社の印象が変わる。
- 希望就職先の紹介が初めてだったりする。
- 勤務継続によって成果報酬型の手数料をとる会社もあり。
- 入職した後もしつこく、他の職業先を紹介してくる失礼な会社も..。
- 入職して3ヶ月間から半年間サポートあり。(毎月手数料をとるシステムの紹介会社では辞めないようにサポート)
【有料】職業紹介会社で実際にあった失敗事例
ディサービスの面接に行ったら、1日勤務の人は求人していない。日勤常勤希望なら特別養護老人ホームの募集があると面接で言われた
面接に行ったら、今年度の募集ではなく来年度の募集だった。
1日に3件の面接をセッテイングされた。
Webサイトでみた求人票は既に終了しているにも関わらず、ずっと掲載されており違う求人を勧められた。
○月○日は予定があって電話に出れません。と言っていても構わず予定に入っている日に何回も電話してくる担当者。そして、メールにも「メールをみたら電話ください」などしつこい。
看護師として内定をもらっていた。
入職説明の1時間前に医局秘書(事務)で採用したいと電話が..
ナースだけど事務職採用したいのでナースとしての資格手当はなし。
大幅な内定条件の変更をされた。
入職前から条件がコロコロ変わる病院で看護師なのに事務職??事務では働きたくない!と思い辞退。その後もしつこく電話がかかってきて怖かった。
などいろんなミスマッチも起こっています。
有料紹介会社でも本当にいい方もいるので、担当の方次第ともいえるでしょう。
有料職業紹介でうまく年収アップして転職できるケースもありますが、この記事ではミスマッチが起こった事例をもとに書いてます。
有料職業紹介会社のウラ事情を暴露
- 面接すれば手数料が取れる。
- 施設・病院見学などでも手数料が取れる。
- めでたく内定が決まったらナースの予定年収の約10〜30%有料職業紹介会社に手数料が入る。
手数料の取り方は会社によってまちまちですので、あくまでも参考程度に 😉
ケース1)予定年収が約500万円で手数料が20%の場合
1人あたりの手数料は1,000,000円ほど紹介会社に入ります。
実際に働くナースにはこの金額は入ってきません。
無料紹介所VS有料紹介所であれば無料紹介所からの採用を決める事業主が圧倒的に多い。
この事実を知っておいてほしいと思います。
転職を思いとどまる
実は、転職を思いとどまることも重要なこと。
キャリア20年ぐらいのベテランナース達でさえ、あの時、あの病院を辞めずにいた方がよかった。3年ぐらいで最初の病院を辞めてしまうのが一番勿体無い。と思っています。
転職を繰り返すこと自体メリットはありません。
最初に働いた病院がナース人生の基準になる事が多い
最初に教育を受けた病院での考え方・働き方・環境が将来的にも基盤になっている事が多いです。
新人の頃にたくさん怒られて、同期ナースと泣いて、笑って、愚痴を言って..
怖い先輩たちもいるかもしれません。
でも、過去を振り返ってみると
・
・
怖い先輩たちはかなり勉強している&仕事ができるナース達が多かった。
プリセプターになる先輩達も指導に慣れている人たちばかりではないのです。
先輩達も新人教育するための勉強中です。
同じ病院内の他の病棟に配置換えしてもらえるように希望も出せますからね..
あの時
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・
実際にやめてみないとわからないこともありますが..
結婚や出産・育児のため
引っ越しで職場が遠くなる
夜勤がしんどくなってきた
人間関係
海外留学や海外旅行に行きたい
ワークライフバランスをとりたい
転職したい要因をよく考えておかなければ、同じ事で転職したい理由にもなります。
例えば
人間関係が嫌でやめたいケースは他の職場に行っても同じことが起こる可能性もあります。
忙しいのが嫌で転職したはずが、給与面だけで決めてしまうとまた忙しい職場だった。
海外留学であれば、1年後に必ず戻るという条件で一時的に退職できる病院もあるので相談してみるのもありです。(実際に1ヶ月や1年ぐらいであれば受理されたナースたちもいますよ。)
小規模病院や個人経営の病院では病棟閉鎖や病院閉鎖などのリスクもあります。
1つ言えることは残念ながら
100%満足する職場はない。
ということです。
ただ、精神的に追い込まれたり うつ病になるぐらいならスパッっと計画的に転職するべきです。
何事も自分の健康ありき。
健康だからこそ働ける。健康を害してまで無理する必要は全くありません。
ブラック病院の見極め方
離職率の多さ 離職率20%以上ならやめましょう!
正社員 VS パート社員の比率:極端に正社員比率が低いとパートさんにとって働きやすくても正社員にとっては逆になる
月の平均残業日数:残業代が頭打ちの場所が多い
月の平均夜勤回数
入職直前に色々労働条件を変更してくる(設立して年数が浅いところに多い)
従業員数の少ないクリニックでは厚生年金などなく医師国保だったり、きちんと就業規則すら作っていないところも..
看護師の数が少ない職場では、一緒に働くナースが仕事が遅かったり、アセスメント能力が低すぎる場合はストレスになることも。(常勤が2人だけで相手が動けないナースだったら悲惨です 🙁 )
医師会に属している個人事業の医師の家族とその従業員。簡単に言えば国民健康保険の医療版。従業員数が少ないケースは医師国保であることがあります。厚生年金加入がいい人にとってはデメリットになります。
まとめ
転職や就職におすすめは無料職業紹介所です。
有料職業紹介会社を決して否定しているわけではありません。広告ばかりで、表に出てこない情報だからこそ、ナースの皆さんには賢く無料・有料職業紹介会社を活用して欲しいと思います。
ナースの人生プランはナースにしか理解できないこともあります。実際、ナースの経験がない人の話よりナースで働いていた人達の方が転職の理解して示してくれますので無料職業紹介所でもあるナースセンターがおすすめです。
そして、もっとナースとしてのあなたの人生がもっと輝きますように♪
自由に働き方を選べるナースになる!
次世代型ナースに送る
人生設計図プレゼント!
- 今後そのままナースを続けるのか?
- それとも起業をを目指すのか?
- ハイブリッドで働くか?
全てあなた次第です..
起業を目指すナースの為に書いたkindle本も出版してます。
ぜひチェックして見てくださいね 😉