今回はセブ市内にある中国人墓地カレッタという場所で
ボランティア活動に1人で参加してきました。
ボランティア活動というよりスタディツアーです。
セブ市内にあるスラム街がどんな感じなのか?紹介したいと思います。
Contents
都会の中にあるスラム街 中国人墓地カレッタとは
今回の集合場所:高級住宅街 パーシモン(Persimmon,Mabolo)から徒歩で
約5分の距離に中国人墓地カレッタ(Carreta Chinese Cemetery)というスラム街があります。
(Google Map内ではキャレータ墓地と表示されています)
中国人墓地 カレッタは壁を隔ててフィリピン墓地も位置しています。
ここでは実際にお墓の中を家のように使う500家族以上の人達が生活しています。
パーシモンから スラム街カレッタまでの道
パーシモン(Persimmon, Mabolo)
![](http://traveller-carrie.com/wp-content/uploads/2018/12/b0d87aa3f22654f9070bbf158d11eff9-1.jpg)
パーシモンからスラム街 カレッタ
(Carreta Chinese Cemetery)まで約徒歩5分。
どんどん歩いてスラムの方に..
![](http://traveller-carrie.com/wp-content/uploads/2018/12/slum.jpg)
写真の中央にうっすら高層ビルが見えますね。
この高層ビルはスラムの中からも見えます。
中国人墓地カレッタでの活動内容
フィリピンでおなじみ”Pan de Manila(パン・デ・マニラ)”でパンをスタッフの方が大量に購入。
各グループに1袋ずつ渡されます。
スラム街ではそれぞれの団体が援助している家族が異なります。
なので現地スタッフに”パンを渡してあげて。”と言われたら
スラムの中を歩きながらパンを1つずつ
スラムに住んでいる人たちに手渡していきます。
ケーススタディ 2時間のスケジュール
- スラムの中を散策(歩きながらパンを渡す)
- スラムに住んでいる人の話を聞くため自宅訪問
- Feeding(ここでは炊き出しの意味)
- 調理
- ご飯の準備
をします。
準備した後は、かなり薄暗い状況でスタッフの方がライトで中を照らしてくれます。
このライトないとマジで真っ暗です。
![](http://traveller-carrie.com/wp-content/uploads/2018/12/prepare_feeding.jpg)
その間、他の人たちは子ども達と
- 風船を膨らましたり
- シャボン玉で遊んだり
- 話をしたり
それぞれ、自由に子ども達と関わっていきます。
![](http://traveller-carrie.com/wp-content/uploads/2018/12/play.jpg)
![](http://traveller-carrie.com/wp-content/uploads/2018/12/slum_in.jpg)
スラムでの生活について聞いてみた。
ケーススタディ活動ではそれぞれ1グループ三人ぐらいに別れて、それぞれスラムでの生活について英語で質問できます。
指をさしたその先は目と鼻の先..
スラムの中でも、それぞれ家賃や住む条件が違う様子です.. フィリピンでは職につくのも大変で、大卒の子達でさえファーストフード店などで働かざるを得ない環境です。 ぶっちゃけ日本でも6人に1人が貧困層と言われていますよね? じゃあ何が日本と違うのか? 貧困のレベルです.. フィリピンでは絶対的貧困と呼ばれる衣食住に困っている状況なんです。 日本のように生活保護とか社会保障が全くなく、最低限の生活の保障はない。 ここに住む子達は今日食べるものすらないってことです。 フィリピンでは公立校であれば授業料は無料。 でも、近くに学校がなくて交通費がかかる。学校に行かせたくても収入がないから行かせれない。 だからこそ、支援が必要なんです。 正直、ボランティア活動は1回やったら終わりではなく、継続的に10年20年とずっと継続していかなければいけない。 終わりがない.. めっちゃ文が長くなるのでね。 出会った子ども達はめっちゃ元気!素直です。 しかも、出会ってすぐに手を繋いできたり、抱きついてきたり.. そりゃ〜もうかわいいです。見てくださいこの笑顔w こんな感じでいろいろ話しかけてきてくれます。 メールで申し込み→集合場所などが書かれた返信メールが届きます。 わたしのように一人で参加している人たちや英語の語学留学生グループ・家族連れなど思っていたよりたくさん参加していました。 今回初めて参加する人や数回参加している人など様々です。 個人的に子ども達を連れて参加している家族の方にはすごく素敵だと思います。 日本で学べない貴重な体験ですからね。 わたしが常に大切にしている 見て・触れて・感じて・学ぶ という体験型の教育は もっともっとやったほうが子ども達にとって大きな糧になるはずです。 経験=資産です。 同じ志を持った人たちのグループ活動ではボランティアそのものではなく、 人とのつながりや新たな出会いも生まれますから参加しない理由はないと思います。 SLPCとは:貧困層に立ち向かう家族・子ども達を応援するために、食事・教育をサポートするセブ発のNGOです。 S:Sustainable L:Livelihood P:Project C:Cebu の頭文字の略語です。 SLPCでは週末ボランティア活動を毎回違う場所で開催 月に1〜2回の頻度で活動しています。セブにいる方は是非参加してみてください。 参加費用の500〜300PHPは貧困層に立ち向かう家族・子ども達に全額使用されます。 CEC文化教育交流会(CECジャパンネットワーク)という海外ボランティアプログラムを専門的に扱っている会社です。 セブ島では現地のSLPCなどNGO組織と提携してボランティア活動を行なっています。 セブでは様々な団体が貧困層のボランティア活動を開催しています。 せっかくセブにいるのであれば参加してみるといいと思います。 活動を通して貧困・幸福・環境・教育・日本との違いなど海外に出てみないとわからない貴重な体験ができます。 貧困について 日本との違い
スラムにいる子ども達って怖くない?なんか取られたりしない?
どうやってボランテア活動に参加できるのか?
参加2回目以降は300PHP参加者はどんな人達がいるの?
SLPCとは
CECとは
まとめ