- 語学留学に行きたいけどお金がない。
- 短期留学でも英語が話せるようになるのか?
- やっぱり長期間がいいのかな?
といった質問をよく受けます。
資金がないけど効率よく語学留学ができて英語を習得したい!
と思っているのであればしたら留学前に日本で準備が必要です。
ここで紹介する記事で「失敗しない留学期間の選び方3つのポイント」を公開します。
Contents
短期語学留学の【短期】ってどれくらいの期間のこと?
基本的に短期留学と長期留学の明確な線引きはありませんが
短期留学といえば1週間から3ヶ月未満の期間といえます。
短期留学のメリット
- 夏休みや春休みなどの長期休暇中に気軽に行ける
- 有給休暇を使って行ける
- 留学費用のトータルコストは低め
- 短期間で異文化に触れることができる
短期留学のデメリット
- 本来の目的である英語力の上達に結びつかない
- 旅行と留学の中間になることが多いので旅行のようなものと割り切る
長期語学留学の【長期】ってどれぐらいの期間のこと?
3ヶ月以上。
学生ビザやワーホリビザを取得していく留学
長期留学のメリット
- 通常3ヶ月をすぎてから英語力がグンと伸びてくる。
- 現地に慣れてくる
- 最初の数ヶ月分だけ留学を日本で斡旋してもらい、慣れたら現地で語学学校を探すというのもあり。
- 長期間宿泊すれば安くなるホテルやホステルもあります。
日本人が多い国であれば現地に必ず日本人のコミュニティーがあるので情報収集が可能です。 - その国の多様な面を知ることができる
- 最初はホームステイ→フラットシェアなど引っ越しして住環境を変える人も
( 例えばバンクーバーに半年、トロントに半年留学する人も..) - 旅行では味わえない人たちとの繋がりができる
- その国のリアルを知ることができる
- 一定の語学力がつけば学校の専門的なコースに申し込んだり、
ボランティア・インターンなどの留学中に取り込めることの幅が広がる。
長期留学のデメリット
- 学生であれば休学。社会人であれば会社を退職するなど日本での環境を一旦リセットする必要がある。
- 帰国後に場合によっては新たに学校を探す。転職活動をする必要が出てくる。
- 長期間になればなるほど費用が高くなる。
貯金を切り崩して生活するのであればある程度の資金力が必要になってくる。
まず、現状の【何を捨てて、何を得るため】に留学に行くのか?
今後の人生でどれだけ役に立つのか考える必要がある。
1000時間の法則
1000時間の法則という言葉を聞いたことがあると思いますが、
何か新しいことを勉強してその分野を習得するには
最低1000時間必要だと言われている法則が【1000時間の法則】です。
語学習得でも必ず最低1000時間の英語のインプットが必要と言われています。
実際1000時間ってどれぐらいなのか?
1日1時間勉強したら約3年
留学中8時間睡眠するとして計算すると
1日16時間×9週間(63日)=1008時間
もちろん、日本である程度英語の勉強をしておくと
もう少し短期間で話せるようになると思います。
実際周りにいる日本人の(日本でちゃんと準備していた)友人達は早くて1ヶ月、遅くても3ヶ月ぐらいでどんどん英語を話してましたから。
1万時間の法則もある??
1万時間やればその専門分野で食べていけるとも言われています。
プロレベルですから.. 😯
継続していけば知らない間に1万時間になると思います 。
日本人留学生あるある失敗談:事例
1・留学前に英語の勉強をせずに1年間語学留学→帰国後 TOEIC500点(英語の基礎膂力があるレベル)
留学前は450点ぐらいだったから1年間で50点しか上がっていない。
原因:日本での準備を怠っていたため、アウトプットできるようになるまで時間がかかった。
また、留学先で日本人とずっと日本語を使っていた。
2・英文科短大卒業で卒業時TOEIC500点レベル(英語の基礎膂力があるレベル)
初めて飛行機に乗った時に「オレンジジュースください。」っていうつもりが
「I am Orenge juice.(わたしはオレンジジュースです)」と言ってしまった。
原因:大学に行っていただけとインプットのみに集中しアウトプット(スピーキング)しなかった。
英文科卒業したからといって勉強していなければ、英語が堪能ではないということですね。
3・日本人が多い国と時期に行ってしまい、あっという間に英語が話せないまま留学期間が終わった..
原因:日本人とずっと日本語を使っていた。
4・1ヶ月のアイルランド短期留学でホームステイ。
目標は旅行で困らない程度の英語力
帰国後も英語のスキルは変わらなかったが異文化に触れることができた。
原因:日本で全く英語の勉強せずに行って旅行の延長のような留学になった。
目標も全く達成せず。周りに日本人はあまりいない環境だった。
1ヶ月の留学費用は4週間で約55万円
日本在住の英語講師(ネイティブ)に
「日本人の留学してたからと言って英語が話せると思えないな〜」
と言われることも..
結局は留学したから話せるのではなく、あなた次第だということです。
日本国内にいる期間に準備できる3つポイント
1・英語の勉強
英語の勉強をしておくということはいうまでもありません。
だからと言って必ずしもスクールに通うことではありません。
わたしは通信教育や本を買って、ある程度独学してから留学に臨みました。
(少しでも旅行代などにしたかったので..)
お金をかけたからといって英語がすぐに話せるわけではありません。
実際、語学学校に通ってることがゴールになっているケースもあります。
海外の友達に言われたことでとても印象的だったのが
「語学を学ぶのに、なんでお金を払うのか?」と言われたことがあります。
ヨーロッパの人たちは当たり前のように3ヶ国語や5ヶ国語を操ってます。
全ての言語に対してレッスン代を払っていたら莫大なお金がかかると思いませんか?
留学前にIELTSやTOEICなどの語学力を知るために英語の能力を測るテストを受けておくことをおすすめします。
留学後にどれぐらいあなたの語学力が上がったのか判断する指標になりますから。
2・日本文化を知る
海外に出ると色々日本について質問を受けます。
でも、あなたが日本のことを知らなかったら?
日本語で知らないことを英語で相手に伝えるのは不可能です。
まずは日本文化・政治などに興味を持ちあなた自身の価値観や考えを持つことです。
本当に政治や日本企業のことなど色々しておいたほうがいいです。
って思われます。
他の国の人たちは政治・経済・平均賃金など自分の国のことを本当に色々知っています。
3・資金をためる
あなた自身が語学留学をすると決めたら短期だろうが長期だろうが
「資金を貯める」と同時に英語の勉強を始めることです。
むだな出費や時間はありません。
決めたら前に進むのみです。
まとめ
- 短期留学でも最低9週間は語学留学する(1000時間の法則)
- 日本文化を知る
- あなたのライフスタイルにあった留学期間を選ぶ
この3つのポイントで短期留学するか?長期留学するか?考えることで
あなたにあった「失敗しない留学期間」を選べるようになります。