- 「英語が話せるようになりたい!」
- 「私もいつか海外留学に行きたい!」
私が初めて留学した先はカナダのバンクーバー
って思いながら
地図を見ながら場所を確認し費用・治安などから選んだと思います。
この記事では一気に人気の8カ国のことを調べてみましたので紹介します。
Contents
イギリス英語かアメリカ英語か?
語学留学するまで、日本の義務教育で学ぶ英語が
『イギリス英語』か『アメリカ英語』か?
他の国の友人たちに聞かれるまで考えたことすらありませんでした。
日本の教育は「アメリカ英語」がベースです。
留学に憧れる人たちが必ず悩むポイントですよね。
(まだ、いきたい英語圏が決まっていない!)という方に質問です。
『あなたはどんな英語を話したいか?』ということを一度考えてみてください。
それから留学先を決めることをおすすめします。
人気の留学先はどこか?調べてみた。
JASSO:独立法人日本学生支援機構のホームページで調べてみると。
国(地域)別の留学生の数は下の図のようになるようです。
学生向けのデーターになりますが社会人の方にも参考になると思います。
この統計でわかること
【人気の英語圏】
- 1位:アメリカ
- 2位:オーストラリア
- 3位:カナダ
- 6位:英国
- 10位:ニュージーランド
【比較的費用の安い国】
- フィリピン
- マルタ
- フィジー
JASSO:独立法人日本学生支援機構での英語留学はランキングに入っていませんが
近年、日本人にも人気の留学先として比較する余地があると思い
この記事では【人気の英語圏】5カ国と【比較的費用の安い国】3カ国
それぞれ比較してますので参考にしてくださいね。
♦注意♦
各国の留学費用はあくまでも語学学校留学の平均的な金額をまとめたものになりますので参考程度にしてくださいね。
- 授業時間数
- 住むエリア
- 宿泊のスタイル:ホームステイ・シェアハウス・寮
- 外食の頻度
- 旅行頻度
- 航空券の金額:直行便か格安航空券か?
などによって費用はかなり違ってきますので..
アメリカ留学
日本の教育もアメリカ英語を使っているので一番馴染みやすい
アメリカといってもかなり広いので、日本と同じくエリアによってアクセントが異なります。
【気候】
広大な国土を持っているので各地域によって気候は異なります。
アメリカ人の国民性
- オープンで明るい
- Yes/Noがはっきりしている
アメリカ留学のメリット
- 留学生を受け入れる体制が整っている
- 大学が多く専攻分野が様々で自分にあった専攻が見つかりやすい
- 世界の最先端のテクノロジーやエンターテインメントが学べる
- メキシコやカナダなどにアクセスしやすい
アメリカ留学のデメリット
- 費用が高め
- 学生ビザで入国した場合アルバイトができない
アメリカ留学費用(目安):合計50〜70万円/月(授業料・航空券・滞在費込み)
滞在費:約15万円〜20万円
食費(1人):月3万円程度
オーストラリア留学
南半球なので日本が冬で寒い時期に、あったかいオーストラリアを選ぶ人も.
オーストラリア人の国民性
- のんびり
- はっきり物事を言う(白黒つける)
- 多民族国家
- フレンドリー
- 陽気な性格
裸足で歩いてるオージーが多い 😆
オーストラリア留学のメリット
- 世界で評価される住みやすい都市
- 海がきれい(週末サーフィンやダイビング目当てで留学する人も..)
- 世界的にみて治安が良い
- 温暖で比較的過ごしやすい
- 初心者から上級者まで幅広い留学先の選択肢がある
- オーストラリアは学生ビザでの語学留学でもバイトOK
- ワーホリのメッカ
- 日本からの直行便があるエリアが多く時差が少ない
オーストラリア留学のデメリット
- 日本人が多い
- 日差しが強い(すぐ日焼けします..)
オーストラリア留学費用(目安)合計45〜60万円/月(授業料・航空券・滞在費込み)
食費 月3〜5万円
滞在費用 月5万〜8万円
語学学校 週に1万5000円ぐらい〜
カナダ留学
アメリカ英語に近い
カナダ大陸はかなり広く西と東では同じカナダでも印象が変わります
【気候】アメリカと同様カナダも広大な国土を持っているので各地域によって気候は異なります。
バンクーバー
6〜11月ごろが比較的涼しく雨も少なく過ごしやすい時期
カナダ人の国民
- のんびりしている
- おおらか
- 偏見が少ない国
- 男女平等
- 優しい
- 自然を大切にしている
カナダ留学のメリット
- 住みやすい
- 東側のトロントにはヨーロッパからの留学生も多く英語だけでなくフランス語にも触れることができます
- 比較的費用が安い
- ウインタースポーツが好きな人にオススメ(スキーやスノボができやすい環境)
- 日本食のお店が多い(日本食レストランは高めだけど韓国料理の店も多く安い)
カナダ留学のデメリット
- 西側のバンクーバーではアジア人が多く日本人はもちろん中国人・韓国人が多い。
- 寒い
カナダ留学費用(目安):合計45〜55万円/月(授業料・航空券・滞在費込み)
食費 月3〜5万円
滞在費用 月5万〜8万円
語学学校 週に1万5000円ぐらい〜
イギリス留学
イギリス英語といえば【クイーンズ・イングリッシュ】と言われ
英語というだけに英国の言葉です。世界的にもイギリス英語よりの国が多いです。
古いものに価値があるイギリスでは歴史ある建物が立ち並び自然の風景がとても素敵です。
イギリス人はバカンスを利用してスペインなどリゾート地に旅行する人が多いです。
しかも、LCC(格安航空券)を使って色々な国に格安でいけるので旅行好きの人にはおすすめ。
イギリス人の国民性
- 紳士的
- 島国だからか日本人に似ているところも多いです
- 物静かで温厚
- Yes/Noがはっきりしているアメリカ人に比べ遠回しな表現を使います。
(アメリカ人からすると表現が鼻につくという方もいますが..)個人的には丁寧な言い回しのイギリス英語が好きです。
イギリス留学のメリット
- ヨーロッパから近いためヨーロッパからの留学生も多く日本人が比較的少ない。
- アジアだけでなくヨーロッパ人の友達がたくさんできる。
- 英語発祥の地でハイレベルな教育が受けれる
- 英語の教材も「Oxford(オックスフォード)」からたくさん出ていて日本でアメリカ人が英語を教える際にも使われてるほど英語漬け環境には適している
- 比較的治安が良い。
- 歴史・文化・スポーツなど豊富な観光地
イギリス留学のデメリット
- イギリス英語に慣れるのに時間がかかる。
- 食事:まずいと有名ですが中華系のレストランなどもあり自炊する場合にはあまり困りません。
普通のスーパーでも醤油など日本食が手に入ります。
私は「ライスプディング(ミルクがゆ)」という甘いミルクがゆに砂糖とイチゴジャムがのった
激まずスィーツがホームステイ先で出てそれから2度と口にしてません..
でも同じ日本人でも「ライスプディング(ミルクがゆ)」が好きだといってた日本人も..
様々な食文化に触れるのも留学の醍醐味です。
- 物価が高い
- 交通費が高い(そしてよく遅延する..)
ヒースロー空港の空港使用税は世界一高い..
(日本からだと約3万円近くすることも..価格は変動しますので確認してね)
イギリス留学費用(目安):合計50〜70万円/月(授業料・航空券・滞在費込み)
EU加盟国の学生と日本人では学費が違っていて高い
(月1000ポンドぐらいかかる=125円換算 約12万円)
ニュージーランド留学
ニュージーランド人の特徴
- ゆったりしていて寛容
- フレンドリー
- ラグビー好き(オールブラックスのHAKAはかっこいい踊りです)
ニュージーランド留学のメリット
- 自然豊かでゆったり過ごしたい人におすすめ
- アットホームな環境
- ワーホリや学生ビザで働きながら留学可能(費用を抑えたい人向け)
- オークランドでは寿司屋さんや日本食のお店も多く食事で心配することはない。
ニュージーランド留学のデメリット
- 田舎すぎて刺激が少ない(羊が多い..人口より羊の方が多いと言われる)
- 日差しが強い(私は公園で約10分ほど本を読んでいる間に日焼けしてました..)
ニュージーランド留学費用(目安):合計45〜60万円/月(授業料・航空券・滞在費込み)
フィリピン留学
日本から一番近く、安く英語が勉強できる国といえば「フィリピン」
アメリカ英語に近い
英語留学のなかで一番格安と言われているフィリピン
気候
乾季:12〜5月(おすすめ時期)
雨季:6〜11月
6〜10月は台風が発生
8〜11月下旬は天候が良く海も穏やか
フィリピン人の国民性
アジアの中のラテンと言われるだけあって陽気な国民性
- 音楽がかかったらすぐ踊ったり..
- 温厚
- クリスチャン・カトリックが多い
家族を大事にしていて海外で働きフィリピン国内にいる家族に仕送りを毎月している働きもの
フィリピン留学のメリット
- 比較的、きれいな英語を話す
- マンツーマンの授業がほとんど:人前で英語を話すのがまだ恥ずかしい人や英語生活入門者向け
- 物価が安い
- 約7000の島々に囲まれており海好きにはオススメ
フィリピン留学のデメリット
- 日本語が話せる人たちも多い
- 日本人が話す英語に慣れている
- 学校を一歩出るときちんとした英語が話せない人たちも多い。
- 学校以外では学歴格差を感じることも多いです。私たちが学校の外で実際に関わる人たちはタガログ語を主に使っていることを忘れないでください。
- 治安が悪いエリアも多い
フィリピン留学費用(目安):合計20〜45万円/月(授業料・航空券・滞在費込み)
フィリピンにIT留学してみましたが(英語の授業なし)
学校に日本人が多いと日本語になってしまい、何しに来たのかわからない状態でした。
IT授業ではコードを打ち込むことが多く、授業はもちろん英語ですが圧倒的に英語を使う量は少ないです。
マルタ共和国
母国語:マルタ語
イタリアっぽい訛りがある
地中海に浮かぶイタリアより下に位置する島で街全体が世界遺産!
ヨーロッパの街並みがキレイ
気候
夏は日照時間が長く1日中観光ができる 6〜8月がベストシーズン
マルタ人の国民性
明るい
ラテン系の気質で情熱的
挨拶はヨーロッパ式(ほっぺたにキス)
マルタ留学のメリット
- マルタは日本人が比較的少ない
- ヨーロッパからの留学生が多い
- ヨーロッパに近いリゾート地で留学後にヨーロッパ旅行をして帰国する人も..
- 治安がいい
マルタ留学のデメリット
- 英語の訛りが強い
- 小さい島なので3ヶ月もあればほとんどの場所が観れる
- 短期留学生が多い(半年以内)
マルタ共和国滞在費用(目安):合計20〜45万円/月(授業料・航空券・滞在費込み)
語学留学費用: 月10万から20万円
食費:約3万円程度
フィジー留学
トロピカルなイメージのフィジーは南半球に位置するオセアニア諸島の1つでマリンスポーツやダイビングが人気です。
もともとイギ
母国語:フィジー語(日本と同じ母音:a・i・u・e・o)
フィジアンの国民性
明るくてフレンドリーなフィジアン
「世界一幸せな国民」として注目を浴びているフィジアン
フィジー留学メリット
治安がいい
費用が安い
聞き取りやすい英語
医療費が外国人でも無料(公立)
物価は日本の約半分ぐらい
フィジー留学デメリット
日本人が多い:学生の約90%は日本人
インターネットの環境が整っていない
発展途上の国なので不便に感じる
フィジー滞在費用(目安):合計50〜70万円/月(授業料・航空券・滞在費込み)
語学留学費用 15万円〜20万円(滞在費込)
食費 約2万円程度
失敗しない語学留学の3つのポイント
- 日本人が少ないところを選ぶ
- 英語を勉強する一番の目的を考える
- どんな英語を話したいのか考える
1・日本人が少ないところを選ぶ
日本人が多いところに留学してしまうとついつい母国語である日本語を使ってしまいます。
日本人同士でも留学先では英語を使うなど工夫する必要があります。
日本人が少ない所を選ぶと、日本語が通じないので
英語を強制的に話すしかない→スピーキング力は圧倒的に上達します。
2・英語を勉強する一番の目的を考える
旅行に行くのに問題ない程度の英語力が必要な場合と英語のテストで高得点を取りたい人とでは勉強の仕方が違います。
英語のテストで高得点を取るのが目的であればわざわざ語学留学しなくても国内にいてもやる気次第で可能です。
実際、TOEIC(英語のテスト)で高得点でも話せない人たちがたくさんいます。
- 英語を話せるようになりたい!
- 英語のテストで高得点を取りたい!
この2つの目的は似ていますが全く違います。
最近では英語が話せる人はたくさんいます。
なので「好きなこと」や「興味のあること」を英語で学ぶのがオススメです。
例えば
- 好きなヨガのレッスンを英語で受ける
- 興味のあるアロマセラピーを英語で学ぶ
- 好きな音楽を英語で学ぶ
- ネイルや介護など専門知識を英語で学ぶ
など
ただ英語が話せるだけでなく専門性を持つことができあなたの強みになります。
3・どんな英語を話したいか考える
同じ英語でも日本語と同じようにエリアによって言い回しやアクセントが違います。
どこの国の英語を学びたいか?(イギリス英語かアメリカ英語か?)ということを考えておくと留学前に勉強する内容も厳選できると思います。
初心者の人たちはそこまで考えなくてもいいという意見もあると思いますが、英語を学んでいく上で最終的に誰もが考えるトピックです。
YouTubeなどでも各国の英語が聞ける時代ですので聞いてみて「こういう英語が話せたらな..」と感じる英語を話せた方がいいと思います。
子どもたちの教育現場でも日本では金髪でブルーの目の先生が人気です。
でも…もし、その先生が訛りの強い英語を話していたらどうでしょうか?
初心者では訛りのある英語にすら気がつきません。
だからこそ、最初に考えておいて損はないと思います。
まとめ
日本人の多い国に行くとどうしても日本語を使ってしまい、なにをしに語学留学に行ったのかわからなくなります。
実際、留学経験者で日本人の多いエリアに留学して英語をほとんど話すことなく日本に戻ってくる人たちも多くいます。
留学先で日本人以外の友人を作ることを目標に色々な人が話す英語にどんどん触れていくことで留学中にスピーキング力が必ずアップしていきます。
そして、他の国と日本との違いなど英語だけでない学びがあります。
一度きりの人生なので、自分が行きたいと思う国に行くのがベストです。
費用が安いからといった理由だけで留学先を決めてしまうのは個人的に勿体無いと思います。
失敗しない留学をするために
- 日本人が少ないところを選ぶ
- 英語を勉強する一番の目的を考える
- どんな英語を話したいのか考える
この3点を意識して留学先を決めましょう♥